コンセプト

2012年12月27日 20:23
  • 書かれた文字を消してもその文字の意味が消えるわけではない、これが「消えざるもの」シリーズのコンセプトです。
  • たとえば「心」という字を消しても実体としての心が消えるわけではありません。
  • 「さびしい」という文字を消しても寂しさが消えるわけではありません。
  • 文字を書く技法や形に重心を置く習字意識は漢字が内包する表音表意性を矮小化します。
  • 「さびしい」という文字を立派に書いたら「立派な寂しさ」ってどんな寂しさだ?と私は思うのです。
  • 語句の意味に技を隷属させることではありません。
  • 内包するものと書き手の内的必然性の調和が大事だと思います。
  • 技と心の両輪が自然的必然的に筆跡として残ること、これが良い字でしょう。
  • これはテクニックの上手い字を超えるものです。
  • 語句は無限に広がる心象をシンボリックに表しているに過ぎません。
  • 語句を受け止めるのは個々人の知性と感性、そして創造する意思です。
  • はがきサイズ作品もご覧下さい。「消えざるもの」のコンセプトで制作したものが多数あります。
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